kentuckybourboncorn

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今回はウイスキーの魅力について書きます。

私とウイスキーとの出会いは、居酒屋の飲み放題メニューで注文した角瓶のロックが始まりでした。正直あまり美味しいとは言えず、それ以降ウイスキーは自分には合わないと決めつけて一切飲んでいませんでした。

そんな私が数年後、とあるきっかけでワイルドターキー8年を飲み、ウイスキーに魅了されました。今では累計100種類以上味わい、週2本・大体1.5リットルのペースでウイスキーを飲んでいます。

もちろん角瓶自体悪いお酒ではありませんが、その名前が先行してしまい、固定概念が強さから画一的な評価をされてしまっているのが残念でなりません。そこで十分伝えきれていないウイスキーの世界の魅力について今回ご紹介させて頂きます。

1.そもそもウイスキーの製法と種類とは

行きつけのバーのマスターに何度も教えてもらった話を中心に書きます。ウイスキーはその種類により風味も味も大きく変わってくるので、自分の好みを知る上でも各々の違いが分かるととても楽しいです

1-1.ウイスキーの材料と呼び方

ウイスキーの原料はおいしい水と穀物です。穀物の種類と製造地によって呼び方が異なり、大まかに書くとこの様になります。

原料別ウイスキーの名称
・モルト:大麦を原料としたウイスキー
・グレーン:トウモロコシやライ麦が原料
・ブレンデッド:モルトとグレーン原酒を配合
・バーボン:原料の51%以上80%未満がトウモロコシで、アメリカのケンタッキー州で作られた(蒸留・熟成された)ウイスキー
・コーン:原料の80%以上がトウモロコシ
・スコッチ、カナディアン、アイリッシュ:その土地で作られたウイスキー(土地土地で細かな定義ある様です)


1-2醸造酒と蒸留酒の違いについて覚えよう

醸造酒とは、原料を酵母によりアルコール発酵させて作られた酒の総称になります。つまりアルコール発酵させたままの状態で飲まれるお酒になります。
醸造酒を加熱し、アルコールの沸点の78℃になると、お酒の中にある液体中のアルコール分が蒸気となって分離されます。100℃まで上がると、お酒の中の水分も蒸気になります。つまり、沸点の違いを利用し78度から100度の間で発生するアルコールの蒸気を集めて冷却させることで、純度の高いアルコールと香気成分を分離することができます。この工程を『蒸留』といいます。
例えば大麦が原料の醸造酒であるビールのアルコール度数は大体4~6%ですが、蒸留したウイスキーは40~55%程度まで上がります。

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【サントリー様HPより引用】

製造法別お酒の名称
原料➡醸造➡蒸留
・大麦➡ビール➡ウイスキー
・ブドウ➡ワイン➡ブランデー
・お米➡日本酒➡焼酎

原料だけでなく蒸留する釜の形状や加熱条件、熟成させる樽に工夫と情熱を加えることで、様々な種類のウイスキーを生産することが可能になります。国内にもウイスキー工場が沢山ありますので、興味があるようでしたら一度足を運んでみたらいかがでしょうか。

  • 次の記事:2.おすすめウイスキー10選




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